2020年 01月 19日
天の国の妙薬 |
だらにすけ。
人の名前ではアリマセン。
奈良の吉野山(よしのやま)・大峰山(おおみねさん)や、和歌山の高野山(こうやさん)あたりで売ってる、日本古来から伝わる胃腸薬で、漢字で書くと「陀羅尼助」となります。
粒錠のものは陀羅尼助丸といい、ちっちゃい黒いツブツブの薬で、1回で30粒程服用します。
これが、胃腸の調子の悪い時とか二日酔いに良く効くんです。
自宅に職場にと常備しているアイテムなのですが、とうとうストックが切れてしまったので、買い出しです。
この日は冬だというのに、少し暖かい。ジャケットのインナーも外して走ります。
御所(ごせ)からR309を南進し、吉野川を渡って山道に入っていくと、電信柱にくくり付けた「だらにすけ」の広告の文字が目に入りだします。
伊勢に行くと「赤福」の連呼やけど、ここでは「だらにすけ」の連呼。
そして、今までとは打って変わって、ヒンヤリとしてきました。
ここまで来たら、目的地まではもうすぐ。
と、トンネルをいくつか越えた後に、突如眼前に現れる、路肩の「雪」。
そのような状況とは思っていなかったので、ビックリ。
ただ、路面状況はウェットながら積雪や凍結はなく。ホッ。
そうこうしているうちに、目的地、天川(てんかわ)村の洞川(どろがわ)温泉に到着。
小さな温泉街の途中にある、いつものお店で陀羅尼助丸、ゲット。
吉野山の陀羅尼助丸と、大峰の陀羅尼助丸は、若干成分が異なるそうで。
どちらが良い、とかいうことではなさそうですけど、ワタクシはこちらのモノを愛用しています。
これで二日酔いとも戦える。
お店の人とお話させていただくと、洞川ではこの時期、積雪があるとのこと。
この日はだいぶ溶けた後のようで。
お恥ずかしい認識不足。
温泉街の先の、大峯奥駈道の女人結界の近くまで行こうとしましたが、路面に残雪があり行くことができませんでした。
その後、洞川温泉でホッコリ。
美しい修験の山の雪景色にもココロ洗われ、ありがたーいツーリング。
気温がこれ以上下がらないうちに山を下りました。
ただし、帰宅後はしっかりと足回りを水洗い、です。
お付き合いおおきにありがとさんでした。
よろしければまた寄ってくださいね!
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by pixel555
| 2020-01-19 23:21
| カブ110CCでツーリング