2017年 03月 19日
温泉のち雪のち温泉 |
~ミナミ九州西回り’17春 その1~
「明日から。九州の周遊プランバイク付ひとり。バイク?カブ110CCで。」
ビジネススーツ姿のオッサンが、大阪ATCのカウンターでこの一言。傍から見れば変人そのものの光景。今回のツーリングの幕開けです。
平日を使ってお遊びできるチャンスを使って。
インターバルが長いと、こういう形で暴発します。
午後8時前に大阪南港コスモ港(ATC)を出た「さんふらわあ」は、至福のひとり宴会及び瀬戸内海を通過し、翌朝7時頃に別府へ。
朝から開いていた温泉「不老泉」に浸り、謎の別府タワー前のコンビニで朝飯をほおばり、その後知り合いに教えてもらった、明礬(みょうばん)にある「別府保養ランド」へ。行く手に見える白っぽい山は見ないフリ。
ここのウリは温泉成分がぎっしり詰まった泥湯。温泉の底に沈殿している泥を体に付けてみたりして。外の露天風呂も最高!
もう全身、硫黄臭。
短い時間で極力別府を堪能した後は、やまなみハイウェイを抜けて阿蘇方面へ。
ここで、さっき見ないフリをした白い山が現実となって襲ってきます。
路肩に白いものが見え始め、さらに白いものがチラつく始末。
お約束の修行、開幕。
着実に低下していく気温に震えながら山登りしているうちにお昼時。
ツーリングマップルで見つけた近くのレストラン「べべんこ」に突入。
おすすめメニューとある「切り落とし定食」を賞味。
はい、優勝。
会計の時にお店の人曰く、この定食狙いでわざわざ来る人がいるけど、めったに無い定食らしく、どうやら私はラッキーだったみたいです。
ラッキーの後は、修行再開。
景色は最高なのですが、
冬景色具合が度合いを増しまして。
結構、凍結とかヒヤヒヤでした。
別府であったまった体は、完全に厳冬モード。それでも風邪を引かなかったのは泥湯の成分のオカゲか?
途中、謎の園芸作品があったり、
阿蘇の雄大な景色を楽しんだり。
天気が良ければもっと最高やったんですけどねー。
ただ、阿蘇を含め、震災の影響がまだ残っていて、通行止めがちらほら。
今回は行けなかったスポットもいくつかありました。
ヤフーナビでも情報が付いていっていない部分が多々あったので、道の駅などで交通情報を仕入れ、道中に掲出されている情報も注視する必要がございました。
そして
八代(やつしろ)の夕景に感動しながら、
この日の逗留地「日奈久温泉」に到着。
懐かしさを感じるお宿で何だか最高の夕飯をいただき、冷えた体を温泉で温めて、翌日のツーリングに備えるのでした。
お付き合いおおきにありがとさんでした。
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by pixel555
| 2017-03-19 08:57
| ミナミ九州西回り'17春