2017年 01月 01日
日の出を見るために |
無性に「日の出」が見たくなったのです。
ワタクシが住まう地域では、東側に生駒のお山があるので山の端からの日の出となりますが、地平線からのライジングサンを見たくなったのです。
そこでまず思いついたのは、四国。
何年か前に、室戸岬の素敵な日の出に遭遇したことがありまして。これや、と。
で、とある年の瀬の午後。用事が終わり、時計を見ると、ヤフーさんの検索では、何とか和歌山発徳島行きの「南海フェリー」にギリギリ間に合う時間。
思い立ったらナントヤラ。時間はありません。バタバタっと準備して、カブに飛び乗り一路、和歌山へ。
ちょうどこの日は厳しめの寒波が到来。割と考えられるだけの防寒をしていたつもりでしたが、冷たい夜風が結構、肌を刺す。
ナビとして使っているヤフーさんが到着時刻を許容ギリギリだと告げてきます。まあ、なんとかなるやろ。と順調に進んでいたのですが。
道中の国道26号にバイパス登場。125cc以下はダメー。ゲッ、道が…分からん。…痛恨のロス。
結局、和歌山港に着いたのは、最終便が出港した10分後。
再び孝子峠を越えて、寒い夜道を帰ることとなりました。
(注 南海フェリーに乗船の際は出航30分前までに切符売場へ行きましょう。)
リベンジを模索。
しかし、四国に渡るには、どうしてもフェリーの時間の兼ね合いが難しい。
そんな中、浮上したのが、三重県の伊勢志摩エリア。
東側が海に面しており、日の出スポットが点在しています。フェリーの時間を気にする必要もありません。
リベンジの目的地を、灯台のある「安乗埼(あのりさき)」と定めました。
そして、決戦の日の丑三つ時。
前回よりも防寒装備を重くして、出発っ! 時間も日の出まで余裕がある。
はずでした。
いつものお馴染みツーリングコース、国道163号線が、冬の夜に牙を向きました。
路面状況は問題なかったのですが、伊賀市あたりで濃霧発生。その時、気温はマイナス2度。
突然、夜の山中ワインディングロードで視界が遮られます。霧が濃くなったのか?
と思ったらそうではなく、何とヘルメットのシールドが氷結。
初めての体験。運よく見つけたコンビニに立ち寄り、ホットミルクティでヘルメットと体の解凍作業。
思わぬ時間のロス。
そこからひたすら一路東へワインディングを抜け、津から国道23号線を南にブッ飛ばす。伊勢に入る頃には、空が白々とし始めます。
やばい。夜が明ける。日の出は午前7時ジャスト。
夫婦岩を過ぎ、伊勢湾フェリー乗り場を越え、近鉄線と並走。鳥羽駅を過ぎてから、意外に目的地まで距離があるっ!
もう途中でエエワと思いながら走るも、ズーッと山の中で視界が開けない…
スマホナビを見ると、安乗埼灯台への到着予定時刻が午前7時5分。こりゃ万事休すか。
と、思ったところ、突然前方の視界が開け、眼前に海、そしていま明けんとする朝の光。さらに格好の空きスペース。
ココと定め、カブを停めました。そして。
太陽が昇ってきました。
独り占め。持参したホットコーヒーを飲みながら。
たまーに、一体ボクは何をしてんのやろかと自問自答することもありますが、
こういう感動を体験すると、しばらくはヤめないんだろうナァ、と思います。こういうこと。
新年あけましておめでとうございます。
ブログ復活宣言しながらも、何だかバタバタしてしまい、さらに時間ができたらできたでカブツーリングに費やしてしまい結局休業しているときと何ら変わらんぢゃないかという突っ込みをいただきそうな感じになっておりまして、大変恐縮です(笑)
細々とでも続けていこうと思っていますので、今年もよろしくお願いいたします。
今回もお付き合いおおきにありがとさんでした。
よろしければまた寄ってくださいね!
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ワタクシが住まう地域では、東側に生駒のお山があるので山の端からの日の出となりますが、地平線からのライジングサンを見たくなったのです。
そこでまず思いついたのは、四国。
何年か前に、室戸岬の素敵な日の出に遭遇したことがありまして。これや、と。
で、とある年の瀬の午後。用事が終わり、時計を見ると、ヤフーさんの検索では、何とか和歌山発徳島行きの「南海フェリー」にギリギリ間に合う時間。
思い立ったらナントヤラ。時間はありません。バタバタっと準備して、カブに飛び乗り一路、和歌山へ。
ちょうどこの日は厳しめの寒波が到来。割と考えられるだけの防寒をしていたつもりでしたが、冷たい夜風が結構、肌を刺す。
ナビとして使っているヤフーさんが到着時刻を許容ギリギリだと告げてきます。まあ、なんとかなるやろ。と順調に進んでいたのですが。
道中の国道26号にバイパス登場。125cc以下はダメー。ゲッ、道が…分からん。…痛恨のロス。
結局、和歌山港に着いたのは、最終便が出港した10分後。
再び孝子峠を越えて、寒い夜道を帰ることとなりました。
(注 南海フェリーに乗船の際は出航30分前までに切符売場へ行きましょう。)
リベンジを模索。
しかし、四国に渡るには、どうしてもフェリーの時間の兼ね合いが難しい。
そんな中、浮上したのが、三重県の伊勢志摩エリア。
東側が海に面しており、日の出スポットが点在しています。フェリーの時間を気にする必要もありません。
リベンジの目的地を、灯台のある「安乗埼(あのりさき)」と定めました。
そして、決戦の日の丑三つ時。
前回よりも防寒装備を重くして、出発っ! 時間も日の出まで余裕がある。
はずでした。
いつものお馴染みツーリングコース、国道163号線が、冬の夜に牙を向きました。
路面状況は問題なかったのですが、伊賀市あたりで濃霧発生。その時、気温はマイナス2度。
突然、夜の山中ワインディングロードで視界が遮られます。霧が濃くなったのか?
と思ったらそうではなく、何とヘルメットのシールドが氷結。
初めての体験。運よく見つけたコンビニに立ち寄り、ホットミルクティでヘルメットと体の解凍作業。
思わぬ時間のロス。
そこからひたすら一路東へワインディングを抜け、津から国道23号線を南にブッ飛ばす。伊勢に入る頃には、空が白々とし始めます。
やばい。夜が明ける。日の出は午前7時ジャスト。
夫婦岩を過ぎ、伊勢湾フェリー乗り場を越え、近鉄線と並走。鳥羽駅を過ぎてから、意外に目的地まで距離があるっ!
もう途中でエエワと思いながら走るも、ズーッと山の中で視界が開けない…
スマホナビを見ると、安乗埼灯台への到着予定時刻が午前7時5分。こりゃ万事休すか。
と、思ったところ、突然前方の視界が開け、眼前に海、そしていま明けんとする朝の光。さらに格好の空きスペース。
ココと定め、カブを停めました。そして。
太陽が昇ってきました。
独り占め。持参したホットコーヒーを飲みながら。
たまーに、一体ボクは何をしてんのやろかと自問自答することもありますが、
こういう感動を体験すると、しばらくはヤめないんだろうナァ、と思います。こういうこと。
新年あけましておめでとうございます。
ブログ復活宣言しながらも、何だかバタバタしてしまい、さらに時間ができたらできたでカブツーリングに費やしてしまい結局休業しているときと何ら変わらんぢゃないかという突っ込みをいただきそうな感じになっておりまして、大変恐縮です(笑)
細々とでも続けていこうと思っていますので、今年もよろしくお願いいたします。
今回もお付き合いおおきにありがとさんでした。
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by pixel555
| 2017-01-01 18:56
| カブでツーリング